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「無二的人間」 山本空外著177 [無二的人間]

P358よりつづき
その大仏の台座の蓮瓣(れんべん)は千葉あるべきを百葉となし、また略して五十六葉、したがって千体の大釈迦仏を描き出しているので、葉上の大釈迦という。一葉にはすべて三千大世界、すなわち百億の世界、換言すればありとあらゆる世界が現わし出され、その一つ一つに中に線画によって百億の小釈迦仏が現わされる。これを千百億の小釈迦と申します。葉上の千釈迦は諸国の国分寺の釈迦像にあたり、その下に千百奥の小釈迦たる国民があるわけなのです。
これが肝要なので、国民一人一人を成仏させるゆえんの盧舎那大仏であり、わが国全体が、蓮華蔵世界たる浄土であることを表す。



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