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空外先生外伝 <凡人の限界> [空外先生外伝]


寺子屋メモも108回になりました。
2008年からメモしていたものを、それなりに調べてまとめたもので、今は2010年の6月分まで。メモはまだまだあり、いまも溜まりつづけているのですが、しばらくさしおいて、別のものをアップしようと思います。

このブログは自分自身の勉強のためのものを、いろんな人たちと共有できれば楽しいと思って始めました。そんななかでも、山本空外上人の存在というのはとても大きなものだと感じています。
以前、空外上人の「いのちの賛歌」の感銘を受けたことばを書き起こしたのですが、そのなかで最初にアップした


「いのちの賛歌」山本空外講義録2
P25より
「悪」とはなにかということは、まだ哲学者で説明し尽くした人はいない。
「善」とはなにかということもまだ完全には説いていない。わたくしは哲学が専門の学者ですから、何十年も研究しているのですが、正面から善とは何か、悪とは何かということを説明できた人はいない。
しかし、わかりやすくいえば、悪というのは自分勝手をするのはよくないということです。


この一文には深い衝撃を受けました。「自分勝手が悪」だと、空外先生は言われています。
当たり前といえば当たり前すぎる言葉ですが、自分勝手ということを考えていくと、これがまた難しいものだと気づき始め、今もまだよくわかりません。。

空外先生の著書は少なく、空外先生について書かれている方も少ない中、
「続 不信へのお誘い  巨榧山人著」という著書が手元にあります。
すでに絶版となっているこの著書のなかに、「空外先生外伝 <凡人の限界>」という物語があります。空外先生のお人柄、関わりのあった人々のことが書かれていて、とても興味深く面白い物語です。
明日からしばらく、この物語をアップしようと思います。

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前田稀人



例えば空き缶を捨てます。

その空き缶が原因でバイクが事故に合い運転手は死ぬかもしれません。しかしその空き缶の中の溜まり水が原因で生を受けるボウフラもいるかもしれません。救われる命もあれば失われる命もあります。

善悪は立場次第ではないでしょうか
by 前田稀人 (2015-04-22 22:52) 

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