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「無二的人間」 山本空外著176 [無二的人間]

P357より
此岸から彼岸へ・・・・(あるべき人間像)
仏教の「仏」は「悟れた」という意味です。彼岸に往ったということなのです。
こちらの岸は損得を計量する方面です。

・・・途中省略・・・

奈良の大仏でも、国民を酷使して、あんなものを作ったという人もいます。国民を酷使してやった方面はあるかも知れませんが、しかし、奈良の大仏を建立した意味を知っているのでしょうかね。
奈良の大仏のもとは、唐の善導大師が奈良の大仏がでくる六十年前に中国で造っているのです。善導大師は、去年が千三百年ですが、南無阿弥陀仏を専称された中国の第一人者です。
それから五百年後、法然上人が善導大師を手本として南無阿弥陀仏の仏教を八百年前にまとめられた。これはひとえに善導によるといって、南無阿弥陀仏の仏教を世界ではじめて体系化されたのです。親鸞聖人もその弟子です。



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