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リビング・ウィル2 [リビング・ウィル]


「ガン放置医療のすすめ」「医者に殺されない47の心得」という本を読みました。

著者は慶応大学病院の「近藤誠先生」

書かれている内容が従来の医療の矛盾や誤りを赤裸々にしたもので、ぜひ購入して読んでもらいたいのですが、「医者に殺されない47の心得」の最後に「リビング・ウィルを書いてみよう」という章がありました。
そこにはこう書かれていました。

「近藤先生はどんなふうに亡くなりたいですか?病院がいいですか?自宅で?」
最近、取材を受けていて、そう聞かれたとき、ちょっとドギマギしました。
実は僕自身も、自分の死に際のことを、そこまで具体的には考えていませんでした。
病院で、大勢の人に見られながら死ぬのは嫌だな。選べるなら自宅の、自分のベッドで静かに逝きたい。
しかしそのとき、看取ってくれる人がいるのか。もしワイフに先立たれていたら。
年を取って、弱って、ひとりぼっちで死んでいくというのも、さびしいものだろうな。
いろいろな思いが頭を通りすぎました。
自宅で人生をしまえる人は、今の日本ではかなり少数派です。


自宅で亡くなる人・・・・・12.4%
病院などの医療施設で亡くなる人・・・・・80.8%
老人ホームや介護老人保護施設で亡くなる人・・・・・4.3%
  (2009 厚労省発表)



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