「無二的人間」 山本空外著37 [無二的人間]
P48より
自分が念仏し、その念仏をとおして生活が深まるのも心によるので、大自然のいのちに直結するような心で生きたいものである。
目前の利害に迷わず、主体的な生活そのものの画期的革新しか仏教の主題にはならない。
わたくしは哲学でもそうなるのがほんとうであろうと思うが、宗教はなおさらである。
そうでないものがたとい多くても、それはいわばひとごとである。
自己自身はその「世間虚仮」に巻き込まれてはならない。
それだからまさに「唯物是真」をさとるべきであろう。そこに「このこころ」の問題がある。
自分が念仏し、その念仏をとおして生活が深まるのも心によるので、大自然のいのちに直結するような心で生きたいものである。
目前の利害に迷わず、主体的な生活そのものの画期的革新しか仏教の主題にはならない。
わたくしは哲学でもそうなるのがほんとうであろうと思うが、宗教はなおさらである。
そうでないものがたとい多くても、それはいわばひとごとである。
自己自身はその「世間虚仮」に巻き込まれてはならない。
それだからまさに「唯物是真」をさとるべきであろう。そこに「このこころ」の問題がある。
2012-07-31 07:05
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